浴衣:綿(男性もの)
帯:ポリエステル半幅帯
注染のような色のにじみが美しい(実際にはプリントですが)獅子の柄が気に入りすぎて、メンズだということを承知で購入。
一度だけそのまま着たのですが、袖のふり部分が閉じているのはどうも暑い。
しかも、「目立たないだろう」と思っていたのですが、想像以上に男っぽい着こなしになってしまうため、ほどいて袖のふり部分を開けるというお直しを(自分で)しました。
リメイクといっていいのかというぐらい簡単なお直しですが、袖を直しても身丈と衿という課題が。こう考えると男性浴衣と女性浴衣って似ているようで結構違うんですね~。
小柄な人なら身丈はなんとかなるかもしれませんが、164㎝の私は対丈(おはしょりなし)。幅はまあなんとかなる。衿は頑張ればちょっとは抜けるかなという感じ。やはり女性もののようには抜けません。仕立てが抜くようになっていないので当たり前ですね。
でも!それでも!かっこいいのです。この獅子は。
男性ものとしてみるとそんなに珍しい柄でもないですけど、女性ものでは見かけないですよね。
(撫松庵あたり、つくってくれないかなあ。売れると思うのだけど)
いっそのこと仕立て直してしまおうかとも思うのですが、「仕立て直しても対丈…」と思うと手が付けられないのです。
とまあ少々難はありますが、今回は渋い総柄の半幅帯を合わせてとことんカッコよく。
浴衣に合わせてかっこいい系の帯を合わせましたが、何もつけないでいるとあまりにメンズっぽいので、キラキラの一粒ビジューの帯留をキラリ。
この差し引き加減がコーディネートの難しさであり、おもしろさでもありますね。深いなあ。
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