着物本掲載のお宝帯が主役のコーディネート

着物:リサイクルのポリエステル着物
帯:アンティークの正絹名古屋帯(大江戸和子)
帯留:和や庵

季節にぴったり合う着物がない時は、縞やチェックなどの幾何学柄の着物があると便利!

花柄の帯も合わせやすいのが魅力です。

合わせたのは大江戸和子で購入したアンティークの手描き名古屋帯。

実はこの帯、某着物本に掲載されたものなんです。

本で見かけて「この帯ステキ~。提供/大江戸和子か~」と思っていたら、たまたま数週間後お店に行ったらあったのです!

本で見た時も可愛いと思いましたが、実物を見るともっと可愛い&すごい迫力。

光沢が美しい繻子に、油絵のようなペイントがほどこされています。

お太鼓幅いっぱいに描かれた2輪の薔薇はまさに絵を見るような美しさ。

これが100年以上前につくられたものだというから驚きです。状態もかなり良い!

たれ先には如源(左から読んで「にょげん」)という文字が見えます。

如源は明治から昭和初期にかけておしゃれな帯をたくさんつくっていた帯ブランドで、特に花柳界の女性には絶大な人気を誇っていたそうですよ。

花柳界…なるほど大胆なデザインです。

本の撮影のために貸し出しをしていて、私が来店した時はちょうど戻ってきたところだったそうです。

ビンテージやリサイクルアイテムとの出合いはまさに一期一会ですね。

帯留は裏彫りカメオの小さな薔薇のデザイン。

着物が縞で普段着的なので、敢えて小さめの帯留を合わせました。

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